先日知り合いの方と話していて
東京に娘さんといったときの話を聞きました。
そのかたは沖縄出身で娘さんも沖縄育ちの女子高生。
ファッションや流行など好きなはずが、
新宿駅に降りた時に
人の多さや物の多さに
圧倒されてしまったそうです。
「おしゃれな人ばかり」
「みんな歩くの早い」
「自分がダサく感じる」
「自己肯定感が下がる」
「ものがありすぎて、何が欲しいかわからない」
と言って、服など自分のものは何も買わずに帰ってきたそうです。
若く自分が確立できていて羨ましいなと思いました。
これが都会のある側面だと私も思います。
もちろん都会を楽しめる人はいいのです。
もしくは必要ないなって思えたらいいのですが、
本当は必要ないのに周りに流されて
頑張ってしまっていて
でもそれすら気付いてないこともあります。
私は生まれも育ちも大阪で、難波・梅田は電車1本ですぐに行けたので
中学生の頃からアメ村の古着ショップ巡りをしていたりと、
ファッション好きだったはずが…
それは頑張ってたんですよね。
ダサいって思われないように
周りと比べて平均以下にならないように
周りがみんな買ってるから
そうじゃない自分は変だから
流行りに敏感で
新しいものを買って
それを身につけて
おしゃれって言われたくて
興味ない恋バナをして
頑張っていたんです。
学生だからってのもあるんでしょうけど。。
おしゃれさが競争みたいになって
苦しくなっていることにも気づかずに。
でもこの娘さんはもう気付いているんですよ。
自分には必要ないことだと。
私はこのことがわかるのに3○年かかってるんですよね笑
周りが言うから
親が言うから
当たり前にみんなしてるから
で、選択してきたあれこれが
どんどんどんどん鎧みたいになって
自分がわからなくなって
あれ?自分の本当の望みってなに?ってなるんですよね。。
私が陥るのは、
みんながそうだからそうしなきゃいけない
ばかにされないように
平均以上を保っておかなくてはならない(他人からの評価を)
という脅迫じみた観念に囚われてしまうんですよね。
そしてそれをしてきてしまいました。
大人になって自分を見つめたり
内観していくなかで
少しずつ自由になり、
あ、私大阪合わへん
いらんもんはいらん(物欲があまりない)
なんか浮いてきた(結婚願望もないしそもそも恋愛が苦手)
周りとも合わへん(全員じゃないです)
って思えて、人と違う自分を認めれたから
無理に合わせようとしなくなったから
鎧が少しずつ脱げて
今ここにいます。
ファッションで自己表現するタイプではなかったということなのですが。
だから大阪に帰ったり東京での街中でも「うわ〜沖縄に帰りたい」って思います。
無理して周りに合わせてた自分が顔を出すんですよね
最低これくらいはしとかないと
とか思ってしまう。
してない自分を責めてしまう。
時と場合によって必要な時もあるので
嫌だとわかっててやったりもしますが。
気付いてなくやっちゃう人は大変です。
不思議ですが、なぜかどうしても自分を取り戻そうって自分がするんですよね
病気だとか事故だとかで気づかそうとしてきます。
そうならないためにも
本心の自分を無視しないこと
早めに本心に気づくことは大事だと思います。
親を喜ばせるためにいい学校に入る
周りに自慢するためにいい会社に就職する
みんなしてるから結婚する
そういう理由は何も自分のためではないですよね
自分が○○したいから○○する
っていうのはOKです。
買い物したいから東京に行く
オシャレしたいから都会で暮らす
この人と結婚したいからする
とか主語が自分なら大丈夫なんです。
それも思い込みの場合もありますが…
自立してない時は
自分に選択権がない場合があるので
その時に着てしまった鎧は
大人になったら脱いでいかないと
上記でも書いたように
後々しんどいことになります。
その点、例に出した娘さんはそれがストレスだと認識しているので
いい環境にいるんだなと感じました。
でも生まれた時から本当の自分とは合わない環境にいる場合
なかなか気づかないんですよね。
当たり前すぎて知らない間に無理してるから。
ストレスって感じてないからです。
なので一旦疑うとかでもいいので
本当に私、これがしたいの?と
自問自答してみることから始めてみてもいいかもしれません。
そして自分が幸せだなあと感じる身近なことを
例えば
高い紅茶を飲む
好きなバスソルト入れてお風呂に入る
好きな香りのアロマをたく
行ってみたかったカフェに行く
などの時間を少しずつ増やすことから始めてください。
心がざわっとしたら、その気持ちを忘れずに
なんでざわっとしたのかな?と
自分に関心を持ってください。
そこから少しずつ鎧が剥がれていくと思います。
でもそのくらい自分って自分に関心を向けてないので
他人優先で後回しにします。
HSPと呼ばれる人はその傾向が強いと思います。
ホ・オポノポノをしたり、ヨガをしたり、瞑想をしたり
まずは自分を感じてみることを行うのも
とてもおすすめです。
私はそのおかげで当たり前だと思っていた環境が
自分には合わないと思えたし
必要ないと思うことができました。
まあやってみないとわからないことも
たくさんありますけどね。。
この記事にピンときた方は
こちらの本もおすすめです。
みなさんが本心の望みに早く気づきますように。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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