私にはお気に入りの洞窟があってそこで1時間ほど瞑想すると自分が取り戻せる場所がある。
ここは真っ暗で何も見えないので蝋燭を灯すんだけど、灯してもほぼ暗いので自分の身体の境界線がわからなくなる。しかも1人で行くので自分が存在しているかどうかもあやふやな感じになる。
それがめちゃくちゃ心地いい。
存在しているかわからないのに、肉体の感覚はあって、エネルギーの温かさも感じていて、自分であることだけが強く、くっきりと感じられる。
音も水滴が滴る音しか聞こえず(たまに風の音も)、自動思考がいつもよりわかりやすく認識できるので止めることができる。
大体入った直後は怖くて動悸が激しい。
セルフレイキをして落ち着けてから瞑想すると呼吸もゆったりとしてくる。
時間が経つにつれてだんだんとこの肉体に自分が宿っていることが愛おしく感じてくる。
ありがとう自分という気になる。
そしてだんだんとかなりご機嫌になる。
洞窟を出ると気分がいい。
この状態でいつもいれたらどんなにいいかと思う。
これは訓練が必要だなと思う。
自宅で瞑想してもなかなかここまでの集中が続かなかったり
思考に乗っ取られたりする。
練習かな。。
ヨガを教えていた頃、シャバーサナの後の呼吸法の時間でよくこんな状態になっていた。
あまりにも気持ちいいのでずっと瞑想していたいくらいだったけど、レッスンを終わらさないといけないのでいつも仕方なく終わらしていた。
なんというか空間と自分の境目がなくなって、全てが自分なんだなっていう感覚になる。
エネルギーだけを感じてるような状態。
個ではなくて全体の中に溶け込んでいるような感覚。
ふと思ったのが存在を消したいと思ってしまう回避行動が実現できてるからなのか?という思考もあるが…。存在していることに安心しているとその場に溶け込んでいるかのような状態になれるのかもしれないな。
身体を持つってことは分離しているってことだけど、存在を感じるのはワンネスを感じることなのかなと思う。
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